関節リウマチの治療では、
寛解を目指し治療を開始します。
寛解に達したら、今度は関節破壊が進まないように、
寛解を維持するための治療を続けます。
特に新しい抗リウマチ薬は、
薬の選択や使用量、使用間隔などの判断が難しいので、
専門医や治療経験のある医師の下で治療を受けることが大切です。
治療中の注意点
・禁煙
・感染症の治療を受ける。
抗リウマチ薬には免疫を抑える作用があるので、
歯周病、副鼻腔炎、慢性膀胱炎、肝炎などの感染症がある場合は
きちんと治療を受けることが大切です。
・風をひかないようにする
・葉酸の過剰摂取に注意する
治療薬であるメトトレキサートの服用中に葉酸を取りすぎると、
薬の効果が十分に得られなくなります。
特に、野菜ジュース、サプリメントをとる場合は注意しましょう。
・体重増加に注意する
症状が治まると、栄養が吸収されやすくなるので、
太りやすくなります。
体重が増えると、足や膝の関節に負担がかかりますので、注意しましょう。
関節リウマチの治療は長期になりますので、
医師をはじめ、看護師、理学療法士などとよい関係を築き、
何でも気軽に相談できるような環境づくりも大切です。