以前は、関節リウマチの治療は、
関節の痛みや腫れを和らげる対症療法が中心でした。
だんだんと、病気のメカニズムの解明が進み、
治療薬が次々と開発され、
炎症そのものを抑える根本治療が行えるようになりました。
また、治療法の改善により、
2011年2月から関節リウマチの治療薬のメトトレキサートとという薬の
使用開始時期、使用量が変わり、より高い効果が期待できます。
こうした適切な薬物治療を行うことで、
長い間治らない病気とされてきた関節リウマチは、
患者さんの7割が寛解にいたるようになり、
治る病気に近づいてきたといえます。