膠原病という範疇にはいる疾患は
古典的膠原病として、
全身性エリテマトーデス、リウマチ熱、強皮症、皮膚筋炎および多発性筋炎、
結節性多発性動脈周囲炎、関節リウマチの6疾患があります。
このうちリウマチ熱については、
原因が判明したため、膠原病の範疇から外れました。
現在ではこれらの疾患に加えて、シェーグレン症候群、混合性結合組織病(MCTD)、
ウェゲナー肉芽腫症、高安動脈炎、側頭動脈炎、好酸球性筋膜炎、成人スティル病、
強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、ベーチェット病、サルコイドーシスなども
膠原病関連疾患に含まれます。
また、原因不明で自己免疫疾患と考えられるものも、
膠原病のくくりの中に入ってきています。
アレルギー性肉芽腫性血管炎(Churg-Strauss症候群)
抗体により主に血管が攻撃される
過敏性血管炎
抗体により主に血管が攻撃される
アレルギー性紫斑病
抗体により主に血管が攻撃される
川崎病
抗体により主に血管が攻撃される
線維筋痛症
原因不明の筋肉の病気
クローン病
抗体により主に消化管が攻撃される
潰瘍性大腸炎
抗体により主に消化管が攻撃される
原発性胆汁性肝硬変
抗体により主に肝臓や胆管が攻撃される